デンマーク・ボーンホルム島との相互交流事業(終了)
ア 事業概要
再生可能エネルギーの取組みの先進地であるデンマーク・ボーンホルム島との交流を深め、国内外から人を集わせ、交流と活力を広げることで、あわじ環境未来島構想の「エネルギーの持続」「暮らしの持続」に寄与する。
イ 実施主体
県、(一財)淡路島くにうみ協会
ウ これまでの取組
(ア)駐日デンマーク大使の淡路島訪問(平成23年6月)
再生可能エネルギー活用の先進国であるデンマークの離島と連携を図るため、メルビン駐日デンマーク大使に淡路島を視察いただき、ボーンホルム島との連携についてアドバイスを得た。
(イ)あわじ環境未来島国際シンポジウムの開催(平成24年2月)
- 地域活性化総合特区(あわじ環境未来島特区)として指定を受けたことを記念し、本格的な取組のキックオフとするため、ボーンホルム島のイエンセン副市長などの関係者を招いた国際シンポジウムを淡路市で開催した。
- イエンセン副市長と県淡路県民局長、地元3市長との間で、淡路島とボーンホルム島が再生可能エネルギーの活用などの分野において、情報交換を通じて今後も交流方法についての話し合いを継続していくことで合意した。
(ウ)駐デンマーク日本国大使特別講演会の開催(平成25年2月)
佐野利男駐デンマーク日本国大使を招いて、デンマークのエネルギー政策や離島における再生可能エネルギー活用の取組を学ぶ特別講演会を洲本市で開催した。
(エ)デンマークへの調査交流団の派遣(平成25年10月)
淡路島と調査交流に向けた協議を進めているデンマーク・ボーンホルム島との交流・連携の具体化を図るため、あわじ環境未来島構想推進協議会構成団体等の関係者計13名で構成する調査交流団を結成し、現地を訪問した。
現地では、ボーンホルム市長を表敬訪問するとともに、関係者と今後の交流のあり方に関する協議を行い、「引き続き再生可能エネルギーの活用などの分野において、両島が情報交換を継続し続けることが重要であることを確認した」旨の覚書を締結した。
(主な訪問先)
- ボーンホルム島(ボーンホルム市庁舎、バイオガスプラント、パッシブハウス)
- コペンハーゲン(廃棄物コージェネレーション発電所、風力発電協働組合)等
(オ)デンマーク・ボーンホルム島関係者の淡路島訪問(平成26年4月)
今後の交流に向けた淡路島内の実情調査とエネルギー開発プロジェクトの視察のため、ボーンホルム島関係者(フレデリック・ロンベアー氏(ボーンホルム・ビジネスセンター所長)及びオーレ・スコー・モーテンセン氏(東部電力株式会社代表取締役社長)が淡路島を訪問し、あわじ環境未来島構想のプロジェクトを視察して各プロジェクトに対する今後の連携その他交流のあり方について協議を行った。)
(カ)エネルギー自立島サミットの開催(平成27年3月)
「エネルギーの持続」をテーマに、デンマーク・ボーンホルム島のウィニー・ゴスブル市長などの関係者を招聘し、エネルギー関連の課題解決に向けて議論を行った。